ひざ痛とは

ひざ(膝)に痛みを抱えられる方は、特に60代、70代以降に多くみられる「変形性膝関節症」によるひざの痛みです。その他にもひざに痛みを感じるケガや病気はいくつかあります。


ケガによるひざ痛とは

ケガによるひざの痛みは、「半月板損傷」「内側(外側)副靭帯損傷」「前十字(後十字)靭帯損傷」など、外傷によりひざに痛みが発生するがあります。これらの運動時に発生することが多いですが、日常生活でも階段を踏みはずすなどで起こることもあります。


変形性膝関節症とは

ひざ関節が痛くなる代表的な病気です。加齢によって膝関節の軟骨が摩耗、ケガによって軟骨が損傷するなど、少しづつ軟骨がすり減っていくことが原因です。また、摩耗した軟骨は、回復しないため、徐々に痛みが増すことも特徴といえます。

変形性膝関節症には様々な治療方法があります。運動療法、装具療法、薬物治療、日常生活指導などの保存療法が基本です。症状が進行すると手術が必要になる場合があります。その場合、人工膝関節、肉切り手術を行います。

関節リウマチ
膝関節が炎症を起こし、症状がひどくなると変形を起こしてしまう病気です。一般的に関節リウマチとは、手足指などの小さな関節が多いのですが、それらが進行すると膝、股関節といった大関節にも波及していくことが分かっています。


ひざ痛の根本治療とは

ひざに痛みを抱える人は、「ひざ痛は治りにくい」といった感想をお持ちの方が多いが事実です。たしかに当院でも長期間通っている患者さんも多く、治りにくい部位だと思います。しかしながら、継続した施術は必要で、また決して治らない症状ではありません。ひざ関節の柔軟性を高めるマッサージや、痛みによって緊張してしまった筋肉を解すことように可動域を拡大し、血行を促進させることなどによって、その症状に合った適切な施術を受けることにより、治していくことが可能です。