股関節痛とは

股関節部分に痛みがひどい場合は、まずは病院でレントゲンを撮ってもらい、痛みの原因をしっかり調べてから、医師に治療方針などを相談します。ケガや病気に由来する痛みでないことがわかれば整骨院での治療を視野に検討します。


股関節痛の原因

一般的に下記のような原因が考えられます。
・股関節周辺の筋肉の凝り、関節部の炎症
・変形性股関節症
・関節リウマチ
・子宮筋膜症
・特発性大腿骨頭壊死症

変形性股関節症

変形性股関節症とは、股関節を形成する関節軟骨や骨が損傷した症状です。はじめは、なんとなく下半身に違和感があり、歩き始めが痛く感じたりする程度ですが、症状が悪化すると、静止している状態でも痛みや痺れを感じるようになります。原因ははっきりとは特定されていませんが、加齢、体重増加、運動等による疲労、負荷などが考えられます。

特発性大腿骨頭壊死症

特発性大腿骨頭壊死症とは、大腿骨頭の一部の血流が悪くなり、大腿骨頭が壊死してしまう症状です。股関節に体重がかかることで、突発的な痛みを感じるようになり、放置すると股関節の変形や機能障害が残る場合があるので、しっかりとした診断、治療が必要です。


股関節痛の根本治療

整体院では、病院での診断を受け、病気やケガでない「股関節周辺の筋肉の凝り、関節部の炎症」によるものである場合、その痛みや痺れを軽減する施術を行います。股関節は骨盤と大腿骨から構成される球関節であり、肩関節とならんで体の中で最も可動域の大きな関節です。股関節の可動域、柔軟性によって歩き方に影響を及ぼし、また、骨盤のバランスによっても痛みの原因があります。比較的女性に股関節痛が多いことでも知られています。患部の血行を改善させ、内側から緊張や凝りを緩和することで改善を図っていきます。